文化・歴史の最近のブログ記事

やばい,このムックにはテンション上がりまくり.

関西の寺―目覚めよ仏欲!隠れた宝寺、教えます。 (えるまがMOOK)
関西の寺―目覚めよ仏欲!隠れた宝寺、教えます。 (えるまがMOOK)

エルマガジンのムックという「いかにも初心者」な展開ながら,私のような寺好き,そして愛人のような超上級者が読んでもテンションあがりんぐ.

関西のメジャーどころからマイナーどころまでの寺を押さえつつ,かつこんなに仏像を美しく撮っている安上がりな写真集はないと思います.寺での手の合わせ方から仏像のポーズの紹介まで,万人が楽しめます.まさに寺ワンダーランド.

関西の寺はいろいろ行ったつもりですが,滋賀とか大阪北部とか河内とか,まだまだ行ったことがないところがありますね.寺好きにも「次は行く」というモチベーションになると思います.

最近大人気の戦国武将にして風流の士・前田慶次.その生涯に迫った雑学本がこちら.

前田慶次の謎 (ぶんか社文庫)
前田慶次の謎 (ぶんか社文庫)

慶次という人物に関する1次資料はとにかく少ないのですが,筆者はそれらの資料を組み合わせて,分析し,類推によって人物像に迫っています.というより,『一夢庵風流記』や『花の慶次-雲のかなたに』のエピソードが事実か分析した本という雰囲気かもしれません.以下,いくつか抜粋.

織田信長軍団100人の武将』,読了.

織田信長軍団100人の武将 (新人物文庫)
織田信長軍団100人の武将 (新人物文庫)

織田信長配下の武将のプロフィール集というところでしょうか.この種のまとめ本にありがちなライターの妄想や空想に走ることなく,古典からの出典を明確にしているところに好感を持てます.谷口克広,岡田正人の両氏が監修で,大河ドラマの時代考証を務める小和田哲男氏などが執筆.

新撰組好きには是非とも読んでいただきたい.読んでてグッときます.

新撰組顛末記 (新人物文庫)
新撰組顛末記 (新人物文庫)

新撰組の二番隊組長にして,その腕は局内随一とも謳われた永倉新八,のちの杉村義衛翁の口述という形で綴った新撰組の歴史を語る上で欠かせない本書.初めて読んだけど興奮しました.

一時期マスコミで話題となった金益見『ラブホテル進化論』,読了.愛人がこの本が転がっているのを見て,「怪しい本がいっぱいあるねー」と言っていました…

»ラブホテル進化論 (文春新書 620)
ラブホテル進化論 (文春新書 620)

秀吉神話をくつがえす』,読了.テレビ番組でもおなじみ,三重大学教授・藤田達生氏の著書(民放の戦国モノなどでコメントされていることがあります).

秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)
秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)

本能寺の変.なぜ明智光秀が織田信長を裏切り,なぜ豊臣秀吉が神速をもって中国から大返しができたか,いまだに謎とされる部分が多い事変.著者はこれを,秀吉がクーデターを予測していたためと見ています.面白いですね.

新撰組の古典,子母沢寛『新選組始末記』を読みました.実に面白い.

»子母沢寛『新選組始末記』
新選組始末記 (中公文庫)

司馬遼太郎『燃えよ剣』『新選組血風録』などでも引用されている古典.実に面白い.

平凡社の元編集者・赤木洋一氏による「『アンアン』1970」という本を読みました.雑誌「an・an」創刊時の苦労や裏話をまとめたものです.

当初,フランスのファッション誌ELLE(エル)の日本版としてスタートしたことは,私の世代では知りませんね…

非常に興味深いのが,当時女性ファッション誌というと付録の型紙をもとに読者が自ら洋服を仕立てるものということ.ルイヴィトン他,ブランドの既製品を広告として紹介するスタイルの雑誌は,アンアンが初めてなのだそうです.また関連して,スタイリストという職業を世に定着させたのもアンアンだそうで.なるほどそんな時代だよねとは思うものの,結構意外.

また創刊号にはアラン・ドロンがメッセージを寄せたり,澁澤龍彦や三島由紀夫が記事を書いたりと,サブカル好きにはたまらない逸話がいっぱい.現在のan・anでリリー・フランキー卿やみうらじゅんさんが登場するのも,この流れなんですかね.

70'sとサブカル好きにはオススメしたい一冊.

そういえばan・an,そろそろセックス特集の時期ですかね?(昨年の特集

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