BLデビューしました - よしながふみ『それを言ったらおしまいよ』

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!『おれはTwitterでBLでないと聞いていた作品読んだらいつのまにかBLを読んでいた』な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…

ということで,短篇マンガを買って読む日々が続いていますが,いつのまにかBLデビューしてしまいましたmixvox(30代男性)ですこんにちは.読んだのは,よしながふみ『それを言ったらおしまいよ』.

短篇5篇のうち,3篇が男同士の恋愛を描いたもの.どうしてこうなった.

ホモでビンボーでほとんどプーの作詞家(帯より引用)と医者の危うい関係を描く表題作,ゲイセックス用のアンドロイド・セクサロイドをテーマにした「私の永遠の恋人」,かつて栄華を極めたピアニストの没落「ピアニスト」.この3篇がBL.

初めてBLを読んだ感想:性描写はダメだ…本書はまだソフトな方だと思うけどダメですね…逆にそのシーンを除けば問題なく読める.まぁ恋愛の切なさや辛さは男女間であろうが男同士であろうが一緒ですからね.

その他「おとぎの国」は若干BLタッチだけれど基本はSF.誰もいなくなった世界というのは古典的SFであるし,昔アニメージュに連載していた『D [di:]』を思い出しました.あれ最後どうなったんだろう.

唯一男女間の結婚を描いているのが「ある五月」.万事夫の三歩後を歩く古典的な妻のいやらしさ・怖さを描く本作をBLの間に折り込むあたりに,作者の意図を感じざるを得ないところはあります.今月の読書会であった「BLとフェミニズムは一体」というのがよく分かりました.

ところで本作,近所の書店でプッシュされていたので新刊だと思っていましたが,初版は2004年なのですね.よしながふみ,絵が変わらんな…

そんな感じでBLデビューしてしまいました.最近Twitterや読書会でBL影響力が高まっているので今後どうなることか.成長するか乞うご期待.