第6回京都読書会 by mixvox.org開催報告

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恒例の京都読書会(適当につけた割にこの名前が続いているな…),第6回を開催しましたのでご報告。

・開催日時:12月11日(土) 14:30-17:00
・場所:BELLOTTA(ベジョータ)
・参加者数:5名(+飲み会から1名)

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10月の第4回でも利用した河原町通仏光寺のスペインバル・BELLOTTA(ベジョータ)さん。今回もご好意により,営業時間前にも関わらず貸して頂きました.ありがとうございます.

今回の課題図書は,穂村弘『もしもし,運命の人ですか。』。恋愛エッセイの読書感想を交換し合うとともに,恋愛に関する本を紹介して理想の恋愛(妄想を含む)を語っちゃえ!という女子力の高いテーマです。そんなテーマにたった1人の男性である@mixvoxはどのように立ち向かったのでしょうか。詳細は以下から.

『もしもし,運命の人ですか。』読後感想

主なところを箇条書きで。

  • 読みやすい。ところどころ歌が引用されているのが特徴的。
  • 40過ぎてこんな大人って嫌だ。
  • 別のエッセイで結婚した!ことを明かしている。
  • 別のエッセイでは「普通にコツコツ生活を繰り返すのが怖い」ということを言っている。だからこんなにロマンチストになるのか?
  • 漫画家・吉野朔実の本で紹介されていたのが読むきっかけ。
  • 俳句は訓練がいるし制限があるけど,短歌は恋愛でも殺人でもテーマが自由というスタンスらしい。
  • 「女子は女子という単種目競技」というのはよく分かる。YAWARAちゃんが叩かれるのは納得するよね。

40過ぎてこんな大人ってのは僕もセイムだけど,YAWARAちゃん…

  • 女の子っぽい。
  • ときめき延長作戦面白そう!
  • イチゴ狩りにおけるコンデンスミルクが賛否両論。レストランで以前オーダーした料理を注文するのはOK?だったらコンデンスミルクはなぜNGか?
  • 他の作品でも銀色夏生くらいの乙女っぷりを発揮している…

銀色夏生…初めて読んだけどそんなキャラだったのですか…

  • 「ぴょん」とか語尾につける男は本当にいるの?
  • ワイルド,エキセントリックな男性(同性)人に憧れるのが面白い。
  • あまり恋愛経験ない人と思いきや、ホテル誘うテクニックとかかなりモテるぞ!
  • 恋愛双六とかスルーしそう…
  • 会った瞬間に恋人、友達でクラス分けする?

この後「この人と恋人になれないと分かると友達にもなれない」「いや,友達と恋人は別」「暫定分類」「私女だけど濃い女友達なら一回くらいヤってもいいかも」などと大議論が交わされました。女子の中で。唯一の男性である私は分けないんですけどね…

  • この繊細っぷりは,同じチーム神経質として納得。
  • 男性のエッセイストは草食系だろうとセックスを意識して書くよね。女性エッセイストとはそこが違うよね。
  • どうでもいいけど,柴門ふみはマンガだとあんなにビビッドな作品を描くのに,恋愛エッセイを書くとどうしてクソつまらないんだろうね。
  • 飲み会で買い物に立つときに「じゃあ私も一緒に行く」という女性のエピソード。これ,自分がモテる前提で「俺が席を立ったらこの女も来るかな」と計算していたらすかんたらしいよね。

あ,これ私です。ちなみに本書で取り上げられていた本上まなみについて「昔大好きだった」と発言すると,「本上まなみはオシャレじゃないサブカル男子に人気だよね」と断罪されました。私はオシャレじゃないサブカル男子らしいです…('A`)

オススメの恋愛本(妄想含む)

感じない男』。女性として受け入れるのはしんどい。同性のセクシャルな話はともかく…「射精は頭が真っ白になるほど気持ちいいものではない」という男が一定数いるのは衝撃。

これに同意する男は一定数いて,「言葉にしてくれてありがとう」と思っている人もいるのでは?という声もありました。私はそう思わないけどね。セックス大好き!

本当はちがうんだ日記』。男女カップルで同じジャンルを仕事としていたら才能に嫉妬することもあるだろう。その意味で与謝野鉄幹はすごいよね…

愛がなくても喰ってゆけます。』。こんな関係がいい!互いに「恋愛感情はない「」と言いつつも,ぴったり寄り添う訳ではなく言いたいことが言える関係が素敵。一緒に暮らすならこういう人がいい。

これについて,「ほとんど離れて暮らしている向井千秋夫妻のつながりが薄い訳ではないよね」という声も。∑(。・д・。)b ナルホディウス!!

センセイの鞄』。センセイは自分を大きく見せようとしないのがいい(最近の若い男と違って…)書道とか飲み屋とかデートのセンスがいい!私は性的なイメージの強い男性,「お前は俺が守る!」なんて男に興味がないので素敵。

うむ,男性の私からするとツキコさんがいい年齢なのが妙にリアリティがあって好きな作品です。これがもっと若い女性だったら「男性の妄想乙」ですからね。

なお,川上弘美の作品の中では『溺れる』も濃いそうです。私未読ですね…

ライン』。あコレ私。大学生のときに通いつめていたカフェの女主人に勧められて読んだ本。リツコさんのような「美しくて賢くて成功した歳上の美人」に夢を見た時代がありましたっけ…え,いや,別に君に不満がある訳じゃない(と私は愛人に謝る)。

マリコはたいへん!』。コレも私。これ妙齢の女性のリアルな思いが詰まっているよね…

冷静と情熱のあいだ』。映画化した『ノルウェイの森』に近いイメージで。主人公(女性)の外国人彼氏は優しいし職もあるし申し分ないんだけど,女性は大事にされるだけで物足りないということがよく分かる話。

…わしはそんな話は聞きとうなかった!聞きとうなかったー!('A`)

あなたが今オススメする一冊(+α)

これは箇条書きで。

  • 『現実入門』
  • 『弟の家には本棚がない』
  • 『恋愛的瞬間』
  • 『金平糖の味』
  • 『海月姫』
  • 『さまよう刃』
  • 『自負と偏見』
  • 『高慢と偏見とゾンビ』
  • 『求愛瞳孔反射』
  • 『くまちゃん』
  • 『虫の味』
  • 『一夢庵風流記』
  • オンナの建前⇔本音翻訳辞典
  • 『にょっ記』
  • 『非常識家族』

オススメの詳細は以下にもまとめています.

京都読書会 by mixvox.org - Amazon支店 - 第6回オススメ

全体的な感想など

今回は「恋愛」がテーマということで,かなり突っ込んだ会話がなされました。男女比5倍(つまり男1名女性6名)というアウェイの中,私はよく頑張りました。自分で自分を褒めてあげたい。

ガールズトークというには落ち着いた皆さんですけど,やっぱり恋愛って盛り上がるんですね…ということを改めて知りました。

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終わった後はスペイン料理に舌鼓を打ちつつ,読書会の続き。皆で「現在付き合っている人との出会い」などといった恥ずかしい話をしたよー!

なお今回の最大の名言は「心が幾つあっても足りない」と言う現役JM(女子大学院生前期課程)であることをここに記す。

※今回からレポートと次回案内を別記事にしますね。