書評:吉本佳生『スタバではグランデを買え!』

2年ほど前のベストセラー『スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学』,処分前にレビュー.書評を書いていない本が多すぎる…

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

・同じペットボトルのお茶なのに,店によって88円,147円,150円と値段が変わるのはなぜか.

・100円ショップが儲けるしくみは.

・薄型テレビなどの家電製品の値段がどんどん下がるのはなぜか.

・スターバックスではショート(240ml)とグランデ(480ml)とでは量が倍なのに,なぜ価格は100円しか変わらないのか.

などなど,日常生活で見える「値段」から経済のしくみを語ろうというもの.つまるところお金以外のコストの話,大量の生産・調達の話になるのですが,こういうお金の仕組みを知らない人は結構多いですからね.初級向けの経済書という意味でオススメです.

自営している人,企業でも仕入れや事業の採算を見ている人にとっては結構当たり前の知識ですが,この程度の知識を持たない人が多いのはなぜか.やはり日本人にはお金の話をするのははしたないという文化があるのでしょうか.小学生に出題し,教育するのによい本だと思いました.